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デュラム小麦のセモリナとは
日本のスーパーでスパゲッティやペンネを手に取ると、原材料欄に「デュラム小麦のセモリナ」と書かれているのをよく目にします。 なぜ、普通の小麦粉ではなく、デュラム小麦なのでしょうか。 実はイタリアでは、乾燥パスタの原料について、法律で細かな規定が設けられています。 デュラム小麦は、パンなどによく使われる普通小麦とは異なる種類の小麦です。 セモリナとは、デュラム小麦を製粉して得られる粗粒状の粉のこと。 イタリアでは、このデュラム小麦のセモリナを使うことが、一般的な乾燥パスタの基本になっています。 しかも法律は、原料の種類だけを決めているわけではありません。 水分量やたんぱく質の含有量などについても、具体的な数値基準を設けています。 例えば「デュラム小麦セモリナのパスタ」では、水分量は最大12.5%、たんぱく質は乾物換算で最低10.5%と定められています。 ここで興味深いのが、イタリアでは国内向けの一般的な乾燥パスタの製造に、普通小麦の粉を原料として使用することが原則として認められていないことです。 (製造過程などで生じる微量の普通小麦の混入については、
10月16日


今も残る土地の言葉
日本では、土地によって言葉やイントネーションが変わります。 イタリアにも、これと少し似た文化があります。 イタリア共和国の公用語はイタリア語ですが、各地には現在も地域で受け継がれてきたさまざまな言葉があります。 そして日本人にとって少し意外なのは、イタリアの言葉の多様性は、単に「標準イタリア語が地方で訛ったもの」というイメージだけでは捉えきれないことです。各地の方言に加え、法律によって保護されている歴史的な言語的少数派も存在します。 現在のイタリアが統一国家となったのは1861年。 それ以前のイタリア半島には異なる国家や地域社会が存在し、それぞれの土地でさまざまな言葉が使われていました。 現在ではイタリア語が全国で使われていますが、地域の言葉がすべて姿を消したわけではありません。 イタリア共和国憲法第6条には、言語的少数派を特別な規定によって保護することが明記されています。 1999年に制定された法律では、アルバニア、カタルーニャ、ゲルマン、ギリシャ、スロベニア、クロアチア系の住民の言語と文化、そしてフランス語、フランコ・プロヴァンス語、フリウリ
10月2日


エクストラバージン・オリーブオイルとは?
「エクストラバージン・オリーブオイル」という表示は、日本でもすっかりおなじみになりました。 なんとなく「高品質なオリーブオイル」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、「エクストラバージン」は単なる商品名や高級品を表す言葉ではありません。EUでは、オリーブオイルの品質を示す正式な区分として基準が定められています。 エクストラバージン・オリーブオイルは、オリーブの果実から機械的またはその他の物理的な方法によって得られ、定められた条件以外の処理を行わないバージン・オリーブオイルのうち、化学分析と官能評価の基準を満たしたものです。 一方、日本のJAS(日本農林規格)には、EUと同じ「エクストラバージン・オリーブオイル」という品質区分は設けられていません。 同じ「エクストラバージン」でも、日本とEUでは、その背景にある制度が同じではないということです。 EUでの品質基準としてよく知られているのが、遊離酸度0.8%以下という数値です。 ここでいう「酸度」は、食べたときに感じる酸っぱさのことではなく、オイルに含まれる遊離脂肪酸の割合を示す指標です
9月2日


世界遺産が世界で一番多い国
イタリアは、ユネスコ世界遺産の登録件数が世界で最も多い国です。2026年現在、その数は62件。ローマ歴史地区、フィレンツェ歴史地区、ヴェネツィアとそのラグーン、ポンペイ遺跡など、古代から近代まで、さまざまな時代の文化が残されています。 日本にも、京都や奈良の寺社、姫路城、白川郷など、長い歴史を今に伝える場所があります。2026年には「飛鳥・藤原の宮都」も加わり、日本の世界遺産は27件になりました。 古い建築や街並みを大切に守るという点では、日本とイタリアにはどこか似たところがあります。 そして、もう一つ共通しているのが、自然災害の多い土地であることです。 日本では地震や台風、火災などによって、歴史的な建物が何度も被害を受けてきました。それでも、修理や再建を繰り返しながら寺社や町並みを次の世代へ伝えてきました。 イタリアも同じです。 一見すると、何百年、あるいは二千年近く前の建物がそのまま残っているように見えますが、決して無傷で今日まで残ったわけではありません。 イタリア中部では大きな地震が繰り返され、2009年のラクイラ地震や2016年のイタリア
8月25日


イタリアのものづくりが世界で愛される理由
イタリアには、古くから受け継がれてきた多彩なものづくりがあります。 トスカーナの革製品、フィレンツェやアレッツォの銀製品、ヴェネツィアのガラス、各地で受け継がれる陶器や織物。それぞれの地域には、その土地ならではの素材や技術があり、今も職人たちの手によって製品が作られています。 イタリアのものづくりには、一つの特徴があります。 それは、産地ごとに培われた伝統技術を大切にしながら、現代の暮らしに合う製品へと発展させてきたことです。歴史ある技法を守るだけではなく、素材や品質、使いやすさ、デザインにも磨きをかけることで、世界中で長く愛される製品が生まれています。 また、多くの産地では、原材料の選定から加工、仕上げまでを地域の企業や職人が担い、それぞれの専門技術を受け継いでいます。こうした積み重ねが、「Made in Italy」の品質を支える大きな理由の一つとなっています。 私たちが普段手にするバッグや財布、家具なども、完成した製品は見ることができますがその背景にある技術に触れる機会はあまりありません。しかし、一つひとつの製品には、長い時間をかけて受け継
8月18日


イタリアの食卓を彩るオリーブ
イタリア料理と聞くと、まず思い浮かぶのはパスタやピザかもしれません。 けれど、その食卓を静かに支えている存在があります。 それがオリーブです。 イタリアでは、オリーブは単なる農作物ではありません。食卓に欠かせない食材であり、地域の風景をつくり、人々の暮らしとともに受け継がれてきた作物でもあります。 オリーブの栽培は地中海沿岸で数千年前から行われてきたことが、考古学的な調査によって確認されています。現在でも地中海地域は世界有数のオリーブ産地であり、イタリアはその中心の一つです。 南北に長いイタリアは、地域によって気候や地形が大きく異なります。北部の湖畔から、中部の丘陵地帯、南部や島々まで、それぞれの土地に適したオリーブが育てられています。 イタリア国内には数百品種ものオリーブが存在するとされ、それぞれが地域の自然環境に合わせて栽培されてきました。 同じオリーブでも、品種が違えば果実の大きさや熟す時期が異なり、そこから搾られるオリーブオイルの香りや味わいにも違いが生まれます。 オリーブ畑は、イタリア各地の風景を象徴する存在でもあります。樹齢数百年を超
8月4日


地域ごとの多彩な文化の魅力を探る
イタリアと聞くと、パスタやワイン、高級ブランド、美しい街並みを思い浮かべる方が多いでしょう。 しかし、それらを本当に理解するためには、「地域」という視点が欠かせません。 イタリアを旅した人の多くが、「同じ国とは思えないほど雰囲気が変わる」と感じるそうです。 ミラノでは洗練された街並みが広がり、フィレンツェではルネサンスの歴史が息づきます。南へ向かえば、オリーブ畑やレモン畑が広がる風景に出会い、シチリア島では地中海の島ならではの文化が色濃く残っています。 現在のイタリア共和国は20の州(Regioni)によって構成されています。州は日本の都道府県に似た行政区分ですが、それぞれが一定の自治権を持ち、地域の実情に合わせた行政が行われています。 しかし、イタリアの地域性は行政制度だけでは説明できません。 その背景には、長い歴史があります。 1861年にイタリア王国が成立するまで、この土地にはサルデーニャ王国、両シチリア王国、ヴェネツィア共和国、トスカーナ大公国など、多くの国や都市国家が存在していました。それぞれが独自の文化や産業を育み、長い年月をかけて発
7月29日


受け継がれる職人の技
イタリアには、長い歴史の中で受け継がれてきた職人技があります。素材選びや製法へのこだわりは、現在も多くの工房やブランドに息づいています。 このカテゴリでは、イタリアのものづくりや職人、伝統技術についてご紹介します。 製品の背景を知ることで、その価値や魅力をより深く感じていただければ幸いです。
7月20日


食文化を知ると、食事はもっと楽しくなる
イタリア料理は、地域の気候や風土、人々の暮らしの中で育まれてきました。 パスタやワイン、オリーブオイルなど、一つひとつの食材や製法にも理由があります。 このカテゴリでは、イタリアの食文化や食材、製法についてご紹介します。 料理を味わうだけでなく、その背景にある文化もお楽しみいただけるような情報を お届けできればと思います。
7月20日


イタリアという国を知ることから始まる旅
弊社が取り扱っている商品は欧州、特にイタリアの商品となっています。 イタリアは、美しい景色や美食だけでなく、地域ごとに異なる歴史や文化を持つ国です。 同じイタリアでも、北部と南部では気候や食文化、受け継がれてきた伝統が異なります。 このカテゴリでは、イタリアという国の歴史や地域、暮らしや文化をご紹介します。 商品だけでは伝えきれない背景を知ることで、イタリアをより身近に感じていただければ幸いです。
7月20日


今年もオリーブジャパンにて金賞を受賞しました
国際オリーブオイルコンテスト・オリーブジャパンにおいて6年連続金賞受賞! トスカーナ ジャンカルロ・ジャンニーニ農場のエクストラ・バージン・オリーブオイル ヴィピアーノの入荷をご案内致します。 ペパーミントのアロマ。 渋茶やほうじ茶の⾹り。少し渋めの強い緑の⾹り。 こってりした甘さに辛さ苦さのスパイシーなバランスをお楽しみください。 オンラインショップはこちらから
2025年9月18日


5年連続金賞受賞 VIPIANO入荷のお知らせ
今年も国際オリーブオイルコンテスト・オリーブジャパンにおいて金賞を受賞した、 トスカーナ ジャンカルロ・ジャンニーニ農場のエクストラ・バージン・オリーブオイル ヴィピアーノの入荷をご案内致します。 <オリーブジャパン審査員コメント> かすかな緑茶のアロマ。アーティチョークの香り。甘さと苦さが穏やかに広がるマイルドテイスト。フィニッシュはひり辛い。 是非この機会にご賞味くださいませ。 オンラインショップはこちらから
2024年7月3日


VIPIANO が JOOTA AWARDS 2023 にて受賞しました
TOKYO International Extra Virgin Olive Oil Competition JOOTA AWARDS 2023にてVIPIANOが グリーンフルーティ・ミディアム部門 Excellence Award 優秀賞 アンティキ・サポーリ 料理長 山崎大輔セレクション シェフ賞 を受賞しました。 クオリティー賞審査員からのコメント: 複雑性の高いフレッシュで爽やかな香り。味わいもしっかりあり、苦味辛味のバランスが良い。 アンティキ・サポーリ 料理長 山崎大輔氏のコメント: 濃厚で、辛味が強く、キレがとても良い。ゴルゴンゾーラやタレッジョのようなクセのあるチーズと相性が良い。 ご購入はこちらから。ぜひご賞味ください。
2023年9月1日


7月22日(土)ワイン試飲会を開催します
日時:2023年7月22日(土)14:00-17:00 会場:酒処TRio 池袋4-26-11 (池袋駅西口(北)より徒歩約7分) 参加費:ワイン7種試飲 1000円(税込) ※追加オーダー可能です。 テヌータキッケリの赤ワイン、白ワイン、スパークリングワイン7種をお試しいただけます。是非ご来場ください!
2023年7月12日


VIPIANOがOLIVE JAPAN2023にて金賞受賞!
OLIVE JAPANにて4年連続金賞受賞! 化学肥料を一切使わずに栽培・管理されたオリーブオイル。 搾油も低温域で処理されているのでオリーブの素材感が息づき、その香りと栄養が製品になるまで引き継がれています。 自慢のエクストラバージンオリーブオイルを是非ご賞味ください。 ショッピングはこちら
2023年5月24日


VIPIANOが 日高良実氏のチャンネルで紹介されました
東京・南青山のイタリア料理店「Ristorante ACQUA PAZZA」のオーナーシェフ、日高良実氏のYouTubeチャンネル「日高良実のアクアパッツァチャンネル」でVIPIANOが紹介されました。 【シェフの前菜料理】パンを使ったお手軽前菜!フェットゥンタとブルスケッタ VIPIANOの香りが活きたレシピが紹介されています。是非ご覧ください
2022年9月20日


2022年度も金賞を受賞いたしました!
VIPIANOがオリーブジャパンにて金賞を受賞しました。 以下評価いただいています。 味覚 ストロング 香り ミント ミントやシナモン、いちじくやアーティチョークのアロマ。シナモンの薫る味わいに苦さ辛さの バランス良い舌触り。 ご購入はこちらから 是非ご賞味ください!
2022年6月8日


3月8・9・10日 MAGに出展します
3月8日(火)〜3月10日(木)まで シルバーウェアのブランディマルテとナヨレアーリ がMAGに出展いたします。 リアル開催はSPIRAL HALL (表参道にて)、オンライン開催はこちらからになります。 是非ご来場ください。
2022年3月7日
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